2023年春正式オープン予定の新しいキャンプ場です。静岡県沼津市にありますが、車で行く場合は修善寺から戸田峠を経て30分の位置にあります。
いくつかのキャンプエリアと駐車場から成り、いずれも広くて平らです。それぞれが舗装された林道で繋がっているので、資材やキャンプ道具の搬入がしやすいです。テーマキャンプエリア、フリーキャンプエリアともに林道から入ってすぐに広がっています。
近くに沢も流れていますが、水道と流しはありません。トイレは仮設トイレを充分な数用意してあります。
現在はプレオープン期として限定数の予約を受け付けています。個々人で予約して料金を支払って利用するのは自由です。
会期前週は他のイベント予約等があるので、勝手に立ち入らないよう注意してください。(以前の会場と条件が違います)
最寄り駅は伊豆箱根鉄道修善寺駅。戸田行きのバスで約30分、戸田峠で下車して林道を40分下るとオートキャンプもぐらに着きます。
キャンプ場に管理棟はありますが、キャンプ用品や食料は販売しておりません。参加者はあらかじめ買い出しを済ませてから会場に向かう事をオススメします。
入退場は自由なので、何かどうしても足りない場合は修善寺や戸田のコンビニやスーパーへ買出しに行く事が出来ます。
テーマキャンプの場合も、オープンキャンプの場合も搬入後にゲートより750mくだった駐車場へ駐車していただきます。アートカーなど車がテーマキャンプやアートの一部になっている場合のみテーマキャンプエリアに駐車できますので、事前にテーマキャンプ担当に相談願いします。
テーマキャンプエリアへ入る周回路があるので資材搬入が可能です。荷降ろしの後は速やかに駐車場へ駐車してください。
オープンキャンプの場合はゲートで荷降ろしして、眼の前がキャンプ場です。
オープンキャンプエリアは、入場した順に早いもの勝ちで自由にテントを立てていくスタイルです。特に区画を区切らないので、好きなように場所取りできます。開けて平らなエリアで奥に沢があります。発電機やプロパンタンクの持ち込みは禁止です。
テーマキャンプエリアも2日目の午後6時以降は全参加者に開放するので、早めに到着するようお願いします。
会場内にあるもの
受付ゲート、センターキャンプ(インフォメーション)、救護室、仮設トイレ、汚水タンク。
会場内にないもの
食料、氷、水およびそれらの販売。炊事場や電源。ゴミ箱。貴重品用コインロッカー。電灯。
生活に最低限必要なインフラだけ提供しますが、水を含む食料やキャンプ道具は持参してください。ゴミも含めて持ち込んだものは全て持ち帰ってください。
11月5日土曜夜にフェニックスの木像を燃やすフェニックスバーンを準備しています。その他のアートやテーマキャンプは全て参加者の持ち込みです。野外音楽イベントにありそうな、ヘッドライナーやタイムテーブル等はありませんが、良い音楽と聴衆には恵まれています。
事前にキャンピングカー駐車券を購入ください。キャンピングカー用のエリアに案内します。規格外に大きいもの等は事前に相談してもらえるとレイアウトを融通しやすいです。
ありません。
沢の水は飲用ではありませんが、煮沸後であれば大丈夫です。料理や食器洗い、手洗いに使用できます。必要な飲用水は参加者が各自で持参してください。
何もないところに街を作ってまた何もない土地にして返すのが、バーニングマン関連のイベント全てに共通した心がけです。参加者自らが持ち込んだものは全て持ち帰る事で、会場にゴミを残して行かないようにします。
会場にゴミ箱はありませんので、ゴミ袋を持参してください。ゴミは自宅まで持ち帰って処分してください。電車利用の方は受付GATEで預かるのでお声掛けください。
なお、ゴミの野外焼却は禁止です。焚き火に入れて燃やすのは木材や紙類まででお願いします。
ありません。
修善寺や戸田での日帰り温泉の利用をおすすめします。
バーニングジャパンは眠りません。オープンしてからクローズするまでが表現の場で、キャンプ場等のような消灯時間がありません。とはいえサウンドシステムの音がキャンプ場のどこにいてもよく聞こえるかもしれないので、クワイエットタイム導入を予定しています。それでもアコースティックライブの音楽だったり、人声は聞こえ続けるので静かに眠りたい人は耳栓を持参してください。
会場内で常に誰かが音楽演奏やパフォーマンスを披露しているような状態になります。ただ、オーガナイザーズはアーティストのブッキング等を行わないのでタイムテーブル等はありません。会場内で自然に出来上がるかもしれませんが、もし気になるようであればサウンド系のテーマキャンプにお問合わせください。
バーニングマンのように大きなサウンドシステムのテーマキャンプが毎日朝まで鳴り続けるイベントではないので、一晩中踊り明かす事を期待すると肩透かしにあいます。
各社ともほぼ繋がりません。
全日程の通し券のみの販売です。参加日数にかかわらず、券種は1つのみの販売となります。1日券・2日券は準備しておりません。
受付ゲートは常時オープン、入退場は自由です。
子どもも参加できますし、12歳未満はチケットが必要ありません。18歳未満の場合は必ず保護者と一緒に参加してください。
車両一台につき1枚購入してください。グループでライドシェアする場合には、代表者1名が1枚購入してあれば充分です。
※2023年は発売開始後60日間9/20まで、自主的なキャンセルに応じます。購入したPeatixを通じてご連絡ください。
開催日の14日前をめどに郵送します。オンライン(Peatix)でのチケット譲渡は10月05日までに終えてください。譲渡手続きを行った際、受け取り側でも譲渡完了の手続きをする必要があります。完了していないと、郵送先住所が分からないので期日までに譲渡完了するようお願いします。郵送準備の際に譲渡先の住所をいただけてない場合はPeatix経由でお伺いします。郵送で受け取った紙のチケットをお互いでやり取りして譲渡するのは自由です。定価以上の金額での販売はご遠慮ください。譲渡先が見つからない場合はCOMMUNITY内にてご相談ください。
ペットも家族なのはよく分かりますが、バーニングジャパンには入場いただけません。
自分がやってみたいと思っていた事をかなえてみましょう。表現の良し悪しをジャッジする人はいません。これまでアートやパフォーマンスなんかやった事ない、という人の初めての挑戦も大歓迎です。
どんな表現でも歓迎とはいえ、以下の2つはご遠慮ください。
・法律違反、会場内の参加者のみならず、地元コミュニティに迷惑のかかる事
・他の参加者の活動の途中で邪魔に入ったり、作品を壊す事
いくつかアドバイスするならば「インタラクティブ」つまりお互いの交流を生む要素があると、参加者を巻き込んでいく事ができます。見るだけでなく触って動く、一緒に動かしたり乗ったりできる、やる人見る人の垣根を超えて盛り上がる、そういった特徴が様々な参加者に楽しんでもらえる鍵になります。
もう一つは「アートテーマ」にちなんだもの。ちょっとした身に付けるものから会った人に渡すギフト、そしてアートやパフォーマンスまで、今年のテーマ「SKY ISLAND」にちなんだものは誰もが「おっ!」と思う事でしょう。
初めて参加するひとからよく質問いただきますが、必ずテーマキャンプをやる必要はありません。はじめから大掛かりなことをする必要はなく、まずは自分ができることをやりながら会場の空気を楽しんでください。お互い助け合ったり、隣の人に話しかけていると、何か一緒にやろうって誘われると思います。あまり固く考えなくても大丈夫です。
燃やしません。「バーニングマンでは全てのアートを燃やす」という日本語記事が多いので、建造物はすべて燃やし尽くすイメージが独り歩きしているようですが、「燃やす用に作ったものだけ燃やす」ので、燃えるのは一部の作品だけです。
バーニングジャパンでもフェニックスやテンプルを皆で囲んで燃やして来ましたが、他のアートを燃やして同じくらいのサイズのキャンプファイヤーになった事はまだありません。
もし自分の作品を燃やしたい、何か火炎の演出を加えたいと考えているのであればファイヤー申請をお願いします。
バーニングジャパンの会場内ではお金を使わないと説明すると、お金の代わりに何か価値を持つものを差し出さないと失礼なのではないかと心配する人から具体的なギフトについてよく聞かれます。ギフティングは物々交換ではないので等価交換を期待される事はありません。
モノである必要もないので、テントを立てるのに手伝ったり、会場ボランティアで1シフト担当したり、アートを作っている人の手伝いをしてみるのも、全てギフトとして喜ばれます。もちろん何か小物を用意してお礼として渡すのも素敵ですが、好きなタイミングにあげたい人に渡せば良いだけなので、会場にいる人数分の用意を!とか、皆が喜ぶものを!などと気負わないで大丈夫です。自分の気に入ったものや時間を、親しくなった人とシェアする心のほうが大事です。
喜ばれるギフトのヒントをいくつかあげておきます。
●手作りのもの
●オリジナルで、この機会の為だけに作られたもの
●バーニングジャパンのロゴが入っているもの
●リサイクル素材で出来たもの
●参加者の気持ちに立って提供されるサービス
バーニングジャパンの会場を商業活動に利用する事はご遠慮いただきます。無料配布で金銭の授受が行われない場合でも、自己表現の場に宣伝や広告を紛れ込ませている事に変わりありません。
企業ロゴや無料サンプルに溢れた社会で生活しているとそこまで気にならないし、もらう方も気にしていないと思うかもしれませんが、バーニングジャパンでは悪目立ちします。もし、何か手に入るサンプルやグッズが手に入って勿体無いという場合は、それを元に何かオリジナルなものへと加工すると素敵なギフトに変身するかもしれません。
バーニングジャパンの制作、運営はすべてチケット代金だけでまかなわれています。会場使用料や仮設トイレ、センターキャンプやフェニックスの制作などにあてています。ファイナンスレポートはウェブサイト上で発表します。
また、バーニングジャパンでは従来の広告や宣伝手法等からも距離を置いているのでスポンサーをつける事がありません。チケット代金だけが収入源で、イベント制作でも実費をカバーするのに充てられ、会場ボランティアや年間を通じて活動する実行委員メンバーも無償です。
チケット代金がイベント経費を上回った場合は、さらにバーニングジャパンのコミュニティに還元できるよう、より継続的なイベント制作のための組織作り(法人化、商標登録取得)やコミュニティ内のアート制作の支援(アートグラント)および次年度の予算として利用します。おかげ様で、2017年には一般社団法人バーニングジャパンを設立する事ができました。
バーニングジャパンは全てボランティアで成り立っており、いくつものチームに分かれています。
・バーニングジャパンの運営に年間を通して関わるオーガナイザーズ。
・受付GATEでのチケットもぎりやキャンプ場所の案内をしたり、会場内を24時間体制で見守るレンジャー。
・フェニックスを作るチーム
・お神輿を作るチーム
・センターキャンプを立てて運営するチーム
・フェニックスバーンの前のファイヤーパフォーマンスを行うチーム
・怪我や病気の場合に応急処置か搬送かの判断を行う救護チーム
まずオンラインまたはオフラインのミートアップに来てみてください。
時間が合わない場合はDiscorrdのテキストチャットで「ボランティア希望です!」と声をかけてもらえれば、話が早いです。
ありません。
バーニングジャパンは参加者で成り立っているので、ある意味全員がボランティアです。なので、別に特別偉いとかグッズがもらえるとか、イベントスタッフにありがちな特権はありません。
でも、一緒にキャンプするだけじゃ物足りないかもしれない?と思っている人には、楽しい事をする(=はたらく)チャンスがいっぱいめぐってくる事は確かです。
バーニングジャパンには誰もが参加できます。
常に新しい仲間を歓迎し、リスペクトします。
私達のコミュニティーに参加するのに特別な条件などはありません。
冷たいビールや小さなアクセサリーを渡したり、テントを張るのを手伝ったり、一緒に楽器を弾いてみたり。
見返りなど気にせずに、誰かに何かを与えること自体を楽しみましょう
バーニングジャパンの会場内で買えるものは何もありません。
ここは商業活動から距離を置いたコミュニティ。
スポンサーも広告もありません。お金を介さなくても大切なモノを分かちあえるからです。
食べ物や水、キャンプ道具といったものの準備からゴミの始末まで、
バーニングジャパンの非日常的な環境を自分自身の力で生き抜く事が求められます。
あなたが本当にやりたいこと、なりたい自分って何ですか?
バーニングジャパンは、どんな表現でも尊重し認めあうコミュニティです。
同時に、皆に他人の表現を尊重することも求めます。
小さなやりとりから大きな制作活動まで、お互い協力する事で多くの課題を解決していきます。
一緒に取り組めばもっと良く、もっと楽しく、そしてもっと強くなれます。
バーニングジャパンの中でも社会のルールを尊重します。
法律を守るのはもちろんのこと、開催地や地域コミュニティ、自治体とも良好な関係を築くことができるよう努めます。
飛ぶ鳥跡を濁さず。環境を守るため、活動の痕跡を残さないよう互いに気を付けます。
最後にきちんと片付けをし、もとより綺麗な場所にしてから帰ります。
素晴らしい体験は、積極的な参加によって得られます。
何かを表現したり、テーマキャンプに参加したり、ボランティアする事で誰もがバーニング・ジャパンの一員になります。
一番大事なのは、直接体験すること。恥をかき捨てて輪に飛び込み、受け入れてくれた場に感謝し、貢献する。
そうやって1人では成し得ないものに触れる体験に勝る理屈などありません。