→Principle Zero: Consent「全ては相手の同意から」
編集の要約なし |
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原則を作った人たちも、こんな初歩的なことを書かなきゃ行けないという事態に泣いているだろう。自分もそうだ。 | 原則を作った人たちも、こんな初歩的なことを書かなきゃ行けないという事態に泣いているだろう。自分もそうだ。 | ||
そのギフトは押し付けギフティングではないか?相手が受け取りたいと思っているものか? | |||
自分が触りたい相手からは同意を得たのか? | 自分が触りたい相手からは同意を得たのか? | ||
触るのはOKされたけど、その先の了解は取ったか? | |||
その了解を取ったのは相手がシラフのときか? | その了解を取ったのは相手がシラフのときか? | ||
その了解は昨日に取ったものではないのか、現在も平気か? | |||
その裸、周りは見たくて見ているのか?バーニングマンのカルチャーだからといって、自動的にバーニングジャパンで適用されるわけではない。文化はイベントごとに丁寧に作り上げていくべきものだ。 | その裸、周りは見たくて見ているのか?バーニングマンのカルチャーだからといって、自動的にバーニングジャパンで適用されるわけではない。文化はイベントごとに丁寧に作り上げていくべきものだ。 | ||
写真撮影は許可取っているか?撮影禁止のリストバンドはついていないか? | |||
自分の自由を通すには、相手の自由も同時に尊重すること。断る自由、見たくないものを見なくて済む自由がある。 | 自分の自由を通すには、相手の自由も同時に尊重すること。断る自由、見たくないものを見なくて済む自由がある。 | ||
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Radical Inclusionは「すべて無条件で受け入れろ」では決して無いということを強調したい。 | Radical Inclusionは「すべて無条件で受け入れろ」では決して無いということを強調したい。 | ||
異文化に初めて接触したとき、これまでの価値観を元に、最初から決めつけて排除るのは一旦やめてみよう。すこし目を向けて、話を聞いてみようみよう。そうして確かめた上で、やっぱりだめだったら、もちろんその後は拒否しても絶交してもいい。 | |||
「何でも受け入れなければならない」ではなく「いろんなものをバンバン味見してみる」くらいの意味に思ってほしい。 | |||
==== '''Gifting「ただギフトする」''' ==== | ==== '''Gifting「ただギフトする」''' ==== | ||
物々交換でも、ギブアンドテイクでもない、見返り無しにただ表現、ギフトする。 | 物々交換でも、ギブアンドテイクでもない、見返り無しにただ表現、ギフトする。 | ||
ただし、嫌な体験のギフティングはしてはいけない。 | |||
==== '''Decommodification「商売抜き」''' ==== | ==== '''Decommodification「商売抜き」''' ==== | ||
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特に、金銭、サービス、商品は力が強すぎて、大きく影響を受けてしまう。せっかくのイベントが独自性を失い、骨抜きになる危険がある。 | 特に、金銭、サービス、商品は力が強すぎて、大きく影響を受けてしまう。せっかくのイベントが独自性を失い、骨抜きになる危険がある。 | ||
イベント内では、デフォルトワールドから持ち込むものすべてに警戒をする必要があり、お金や商品は特にそうだ。 | |||
==== '''Radical Self-reliance「自分でやる」''' ==== | ==== '''Radical Self-reliance「自分でやる」''' ==== | ||
参加経験を積んだバーナーなら、どんな状況になっても自力で悠々と生き残り、他人のことまで目を配れるようになってほしい。初参加は欠点があってもOKだ躊躇せずに飛び込んでほしい。 | |||
過去には水タバコ1つのみでキャンプに来たものもいる。りんごしか持ってこなかったものもいる。それでもテントをシェアし、リビングをシェアし、フードをシェアし、楽しく帰っていったよ。 | |||
==== '''Radical Self-expression「ここで本来の自分として過ごすなら、何をする?」''' ==== | ==== '''Radical Self-expression「ここで本来の自分として過ごすなら、何をする?」''' ==== | ||
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==== '''Communal Effort「コミュニティを築く」''' ==== | ==== '''Communal Effort「コミュニティを築く」''' ==== | ||
一人だけで試すならここでなくても勝手にできる。バーニングジャパンは何人もの参加者が作り上げる社会実験だ。コミュニティを作って、仲間や相手、特別な空間がいないとできない表現を考えてほしい。 | |||
==== '''Civic Responsibility「開催地域へのリスペクト、日本の法律、バーニングジャパンのルールを守る」''' ==== | ==== '''Civic Responsibility「開催地域へのリスペクト、日本の法律、バーニングジャパンのルールを守る」''' ==== | ||
異空間だと言ってもここは日本だ。日本で開催している以上、国内の法律を守り、また開催地域に喜んで受け入れられる必要がある。もちろん、バーニングジャパン独自の文化、ルールを守る必要もだ。エッジなことをやる以上、ギリギリまではなるべく助ける。ただしイベント自体を潰してしまうような破壊的な行動には非常に強く対処するので、気をつけてほしい。 | |||
==== '''Leaving No Trace「痕跡を残さない」''' ==== | ==== '''Leaving No Trace「痕跡を残さない」''' ==== | ||
エッジなこと、新しいことは、しばしば批判を受ける。時には世間の批判を浴びるようなことにチャレンジすることもあるだろう。そんなとき、誰がやったか?いつ、どこでやったか?足がつくようではいけない。翌日訪れたとき、まるでそこで何も起こらなかったように、すべての痕跡を消す必要がある。「批判覚悟のエッジなチャレンジをする場である」という危機意識とリスペクトを持ってほしい。 | |||
エコロジーとか、サステナブルとか、生易しい理由ではない。 | エコロジーとか、サステナブルとか、生易しい理由ではない。 | ||
==== '''Participation「自分がイベントを作る」''' ==== | ==== '''Participation「自分がイベントを作る」''' ==== | ||
招待アーティストも、タイムテーブルもフードコートもないイベントだ。各参加者が表現をすることでイベントが成立する。初参加者は頑張りすぎなくて良いと思う。まずは体験し、周りのバーナーが楽しくやっている姿を見て、次回に挑戦してほしい。 | |||
==== '''Immediacy「今を生きる」''' ==== | ==== '''Immediacy「今を生きる」''' ==== | ||
ここにいる間はデフォルトワールド(下界)の事は忘れて、目の前で起こっていることに集中しよう。 | |||
スマホは便利だけど、下界とのコネクションが強くなりすぎちゃうよね。 |